2026年10月21日に発表されたPHP脆弱性WordPress運用者がやるべき対応

ニュースで多くとりあげられましたが、WordPressで使われているPHPというプログラムに2026年10月21日、PHPプログラムに深刻度「緊急」の脆弱性2件が発表されました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6599637

どんなものかというと、認証なしで遠隔からサーバー上で任意のコードが実行できる極めて危険なメモリ管理の脆弱性です。レンタルサーバやECサイトなど様々なサービスで軒並み、緊急メンテナンスが実施されました。

この2件はPHP2Shellと呼ばれ、認証なしでリモートコード実行が可能です。修正版は8.5.12、8.4.27、8.3.36、8.2.35です。

PHPの本体(ランタイム)の脆弱性なので、WordPress本体やプラグインを更新しても直りません。

WordPress運用担当者がやるべきこと

レンタルサーバ会社で修正パッチの適用作業が行われ10/24現在では各社ほぼ対応が完了している状況かと思います。

まずは、使用しているサーバ会社の案内に従いWordPress管理画面から使われているPHPのバージョンを確認しましょう。

使用PHPバージョンの確認方法

WordPress管理画面の「ツール → サイトヘルス → 情報 → サーバー」で確認できます。

  • 8.5.12
  • 8.4.27
  • 8.3.36
  • 8.2.35

のいずれかが表示されていれば、修正パッチが適用されています。

PHP 8.1以前の場合は、更新ではなく移行が必要です

PHPプロジェクトは、すでにサポート終了の8.1以前に修正をバックポートしません。PHP 7.4や8.1などで動かしているサイトは脆弱なままなので、8.2以上へ上げる必要があります。

移行前に必ずバックアップを取得し、テーマとプラグインの互換性を確認してください。移行後のPHPバージョンに対応していない場合、表示や動作に影響が出る場合があります。

やってはいけないこと・注意点

「WordPressのセキュリティプラグイン(Wordfence等)を入れているから安心」と放置するのは危険です。 今回の脆弱性はWordPressより手前の「PHP自体」のバグです。プラグインだけで防ぐことはできません。

PHP 8.1以下の環境は既に公式サポートが終了しています。早急にPHP 8.2以降へ移行しましょう。移行先は、サポート期間の長い8.3以上が無難です。8.2は2026年12月31日にサポートが終了します。

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